インプラントとは
インプラントとは、歯を失ってしまった箇所に人体に馴染みやすい素材を利用し、本来の歯と同様に噛めるように戻すための治療の総称です。従来歯を失ってしまった場合、入れ歯などが一般的な治療法でしたが、「見た目が美しくない」「以前と同じように噛めない」などの問題がありました。しかしインプラントの場合、耐久性の高い素材を使用し顎の骨に埋め込むことで、強い耐久性と本来の歯と変わらない美しさを実現します。
インプラントとは、歯を失ってしまった箇所に人体に馴染みやすい素材を利用し、本来の歯と同様に噛めるように戻すための治療の総称です。従来歯を失ってしまった場合、入れ歯などが一般的な治療法でしたが、「見た目が美しくない」「以前と同じように噛めない」などの問題がありました。しかしインプラントの場合、耐久性の高い素材を使用し顎の骨に埋め込むことで、強い耐久性と本来の歯と変わらない美しさを実現します。
今までと変わらずご自身の歯でしっかりと噛み、お食事を味わって頂けます。
自然な白い歯を再現できるので、美しいお口元になります。
インプラントは人体に親和性の高いチタン素材を埋め込み、約3~6カ月掛けて骨に直接馴染ませていきます。「骨に直接埋め込む」と聞くと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしインプラント治療は臨床応用開始50年以上が経過しており、世界的に信頼性の高い治療法です。従来は取り外しが必要な入れ歯や、健全な歯も削らないといけないブリッジという治療法が一般的で見た目がやや不自然になってしまう、お口元全体の違和感が拭えないなどの問題が多くありました。
しかしインプラントならよく噛むことができ、美しい歯を手に入れることが可能です。自分の歯でお食事を味わい、口元周りの美しさに自信を持つことは人生の豊さに繋がります。
患者様に安心してインプラント治療に専念していただくため、まず口元の状態確認や日頃感じている悩みなどをお聞きし、患者様に合った治療法を提案させていただきます。提案させていただく際にはインプラント治療のメリットやデメリット、またインプラント治療以外の治療法について全てお伝えします。
患者様のご要望をお伺いした上で、今後の治療の流れを一緒に選択していくのでご安心ください。
治療を開始するにあたり、患者様全員に術前検査にてお口の状態確認をお願いしています。インプラント治療は顎の骨に埋め込む治療のため、神経や血管を傷つけるリスクを術前検査で最小限に抑える必要があるからです。
また耐久性の高いインプラントをより長く使うため、噛み合わせのチェックも並行して行います。
術前検査の結果を元に、インプラント治療を行うための前処置を行います。前処置の内容は患者様の状態によって異なり、抜歯、歯周治療、仮歯の製作などです。インプラント治療を成功させるために非常に大切な段階になります。
前処置が完了したら、インプラント手術を行います。手術当日は緊張されるかと思いますが、前日はよく睡眠を取り、リラックスした状態でお越しください。手術では麻酔を施し、歯茎を切開して骨に1本1本インプラントを埋め込んでいきます。
当日の手術時間は埋め込むインプラント数により異なりますが、一般的に1~3時間程度です。
二次治療では一次治療で埋め込んだインプラントに人口の歯を接続させるためのアバットメント(土台)を取り付けます。インプラントの頭を出すために歯茎を少し切開して取りつけていきます。この際骨を削ることはないので安心してください。
また同時に一次手術から1~6週間ほど経過後、歯茎周辺の傷が癒えたら型を取って、人口の歯を製作していきます。患者様の状態に合わせた噛み合わせも考慮しています。
インプラント治療では、インプラントが骨に馴染むまでの期間や歯茎周辺の治癒期間が必要になるため、治療完了までに平均3~6カ月、状態によっては6カ月以上の期間が必要になります。長いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、従来の入れ歯治療などより永続的な効果が得られるので一緒に頑張りましょう。日々の生活の中で違和感などがありましたら、定期メインテナンスの際にお気軽にご相談ください。
歯周病が進行してしまい、歯の骨がないからインプラント治療が出来ない…とお考えの方もぜひご相談ください。当クリニックでは歯周病などによって失われた、歯周組織を再生する「再生療法」も対応しております。
一度歯を支えている歯根膜や歯槽骨などの歯周組織が破壊されてしまうと自然に元に戻ることはありませんが、「再生療法」によって再生させることが可能です。
「痛いのが苦手。治療中の音や匂いも苦手だから、寝ている間に治療が終わっていたらな…」と考える方もいらっしゃるでしょう。当クリニックのインプラント治療は、「麻酔静脈内鎮静法」を用いた治療に対応しています。心身共にリラックスした状態で治療を受けることが可能です。
全身麻酔のように完全に意識がなくならず、会話や意思表示を行うことが出来ます。感じ方は患者様によって異なりますが、うたた寝をしている感覚、またはほろ酔いのようなふわふわした感覚と感じられる方が多いです。気が付いたら治療が終わっていたから驚いたという患者様もいらっしゃいます。